初春の六義園に行ってきました

寒風が吹きすさぶ初春の3月上旬に六義園(りくぎえん)に行ってきました。

六義園は、江戸時代、五代将軍徳川綱吉の寵愛を受けた大名、柳澤吉保(やなぎさわよしやす)によって設計された大名庭園です。

明治時代には三菱創業者の岩崎弥太郎の別邸となり、その後、東京市に寄付されました。

六義園は、中の島を有する池(大泉水)の周りに樹木が植えられ、散策路が施された回遊式築山泉水庭園です。

散策路は、池に近い内周とそこから枝分かれする道が複数あり、どちらに進むべきか迷いながら散策しましたが、一通り歩いてみて、効率が良いのは、まず池に近くハイライトが多い順路を時計回りで1周回った後、時間に余裕があれば休憩所兼売店の前で左に曲がり、竹林を通って外周を反時計回りに回る回り方だと思いました。

このコースで迷いながらゆっくりと散策し、所要時間は約1時間でした。

 

それでは六義園の見どころをご紹介します。

園内に入ってすぐ正面に枝垂れ桜の大木がありますが、3月上旬ではまだ早く、花は咲いていませんでした。

順路を左に進むと出汐の湊(でしおのみなと)です。

ここからは中の島にある妹の山・背の山という築山が見えます。妹の山は女性、背の山は男性を表すそうです。

出汐の湊から眺める中の島

左に目を向けると、仙人が住むといわれる蓬莱(ほうらい)島を表す岩が池の中に見えます。

蓬莱島

六義園には、和歌の浦や和歌に詠まれた名勝、中国古典の景観が88ヵ所あり、それぞれに石柱が建てられていたのですが、今は32ヵ所のみが残っているそうです。

石柱

さらに進むと滝見茶屋と呼ばれるあずまやがあり、そのそばには渓流が流れています。

滝見茶屋そばの渓流と飛び石

渓流の奥には小さな滝があります。近くにはアセビの花が咲いています。

渓流の奥の小さな滝
アセビの花

飛び石(もしくは千鳥橋)を渡りさらに進むと、吹上の松と呼ばれる樹齢約300年の松の大木があります。

松の木のそばには吹上茶屋があり、ここでは抹茶や和菓子をいただけます。

吹上の松

茶屋の近くでは白黒の猫が岩に溜まった水を一心不乱に飲んでいます。

六義園の猫

吹上茶屋を過ぎると階段が現れ、藤代峠に至ります。傾斜は少しきついですが、登り切ると園内を一望できる絶景スポットです。

藤代峠からの眺望

藤代峠を降りると2枚の大岩から成る渡月橋です。

渡月橋

ここまでで園内のハイライトはほぼ見て回りましたが、時間に余裕があれば、さらに外周の園路を回ってみましょう。

休憩所兼売店の前の道を左に進むと竹林と笹林があります。

竹林
笹林

園路のそばには、ところどころ椿の花が見えますが、残念がら見頃はもう過ぎているようです。

椿の花

藤波橋を渡ると蛛(ささがに)の道と呼ばれる蜘蛛の糸のように細い道が続きます。

藤波橋

手前に見えるのは、つつじの古木材で建てられたつつじ茶屋です。

つつじ茶屋

再び滝見茶屋を通って右側に進むと心泉亭(しんせんてい)と宣春亭(ぎしゅんてい)と呼ばれる和室と茶室の施設があります。こちらの施設の利用には事前に予約が必要なようです。

心泉亭

以上、初春の六義園の主な見どころでした。いかがでしたか?

桜にはまだ少し早く、園内は花が少なく彩は少なめでしたが、その分ゆっくりと散策できました。

次は桜やつつじ、紫陽花、紅葉の時期にも是非訪ねてみたいと思います。

 訪問日:2020年3月上旬

開園時間:9:00~17:00

休園日:年末年始

入園料:一般 300円、65歳以上150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

*旧古河庭園との共通入券(園結びチケット)は一般400円、65歳以上 200円

アクセス:JR山手線・東京メトロ南北線「駒込」(N14)下車 徒歩7分
都営地下鉄三田線「千石」(I14)下車 徒歩10分

*駒込駅のすぐ近くに染井門がありますが、通常は閉まっているため、駅から7分ほど歩いたところにある正門から入園できます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。